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日吉山王社本殿

日吉山王社本殿

日吉山王社本殿

由緒・沿革

十二世紀前葉に瀧山寺の中興の祖である仏泉上人永救(ぶっせんしょうにんえいぐ)により近江国日吉大社から瀧山寺の守護神として勧請されました。山王社は当初一間で東谷にあり、その後、白山峰に移された際に三間に改められ、文応二年(1261)に増恵法眼が七間一面檜皮葺の社殿としました。近世に入ると、慶長十三年(1608)に徳川家康公によって社殿が建立されました。現在の本殿は、正保二年(1645)に家光公が東照宮を建立した際に再建されたものと考えられます。

本殿の保存状況

現在、本殿は切妻造・桟瓦葺きです。昭和五十年代頃にこの屋根の痛みが進んだので、本格的な修理を行うまでの一時期を仮設の覆いでしのぐこととし、波トタンの覆屋を建てました。
当初、本殿は柿葺きでしたが、江戸時代後半以降に桟瓦葺きに改められたため、屋根の荷重が大きくなり建物への負担も増し破損が生じました。そして、それらが雨漏りの原因となり、小屋内部の腐蝕、軒周りの腐蝕が始まり、部材の破損、欠損などを引き起こしています。
本会では、この本殿修復も事業の一つとして取り組んでおり、この修復工事に必要な費用についても寄付を広く募っています。